2017年07月15日
雛を見かけたら・・・
こんにちは!くらやPET&LIFEです。
ここ最近、お店にお問い合わせが多いので、今日は野鳥の雛のお話をしたいと思います(*´ω`*)
もし、道端で野生の雛と遭遇したらあなたはどうしますか?
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](//img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/17-07-13-13-39-32-259_deco.jpg)
拾って育てますか?
それとも、そのまま素通りしますか?
どちらが生き物にとってベストなのか……賛否両論あると思いますが、ぜひ読んでみてください♪
野鳥たちは春から夏にかけて子育てをします。
そう、今の時期が雛たちと遭遇する機会が増えるんです!
巣立った雛たちは、親鳥と一緒に行動しながら飛び方やエサのとり方を身につけていきます。
1週間から1か月というわずかな期間に、「何が食べ物か」「何が危険なのか」といった生きていく術を親から学びます。
一人前になるため、雛たちはできるだけ自然の中にいることが大事だというわけです♪
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](//img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/20140602154028.jpg)
学びの時期はまだ上手に飛べない子もいて、時には地面に降りている事があります。
傍には必ず親鳥が見ています。
例えるならば人気番組の『初めてのおつかい』。
子供を見守る、親やスタッフさんのように親鳥も見守っているんです。
しかし人間が雛の近くにいると、親鳥は警戒して近づくことができません。
良かれと思って雛を保護した結果、親鳥と引き離されてしまう(誤認誘拐)というケースが相次いでいます。
親鳥もうちの子が居ない!と焦ってしまいますよね?!(・◇・;) ?
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](//img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/17-07-15-10-15-57-372_deco.jpg)
必ずしも保護することが野鳥にとって良い事とは言えないんです♪
残念ながら、人に育てれた雛は自然の中で生きていけるとは限りません。
まだうまく飛べない雛の姿を見たら、つい手を差し伸べたくなる気持ちもすーっごく分かります!
が、親子を引き離さないためにも人間が適切に対処する必要があります。
まずは、巣立ち前の雛と巣立ち後の雛で対処法が違います。
簡単な見分け方を紹介します。
巣立ち前の雛↓
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](//img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/20130621052347.jpg)
巣立ち後の雛↓
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](//img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/suzume_e4.jpg)
一番の違いは…
巣立ち前の子は羽が生え揃ってなく、地肌が見える。
巣立ち後の子は生え揃っています。
(他にも見分け方が色々あります。)
ここからは対処法です~~
《巣立ち前の雛の場合》
羽が充分に生え揃っていないので巣から離れても遠くに行ったり出来ません。
その為、近くに巣があるはずなので探して巣の中へ戻してあげましょう!
どうしても巣が見つからない、巣が高くて届かない場合はカップ等に雛を入れてなるべく高い場所に設置してあげてください。
雛の鳴き声を聞いて親鳥がご飯をあげに来てくれます♥
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](//img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/img_3.jpg)
巣が壊れそうな時、雛が成長してはみ出そうな時にカップラーメンのカップが大活躍します(*´ω`*)
《巣立ち後の雛の場合》
雛がいる場所が危険なら車や人などに見つからない近くの草むらに移動してあげましょう。
親が迎えに来れるようにその場から離れます。
《怪我をして救護が必要な場合》
怪我が原因で飛べない、立てないなどの場合は、一旦保護をした上で各都道府県に許可を受けてから野鳥の救護を行っている動物病院へ連絡を入れて指示を受けるようにしてください。
《野生のルールも理解しよう》
野生には野生のルールがあります。
虫に食べられる植物にとっては、虫を食べる小鳥が必要です。
そして、弱ったり死んだ鳥が食物となって、肉食性や雑食性の鳥などの命を支えになります。
可哀想ですがこれも自然界の流れ。
私たちがお肉や魚を食べるのと同じです。
《法律では…》
「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)」によって、保護のために飼育する場合にも許可が必要です。
違法捕獲と誤解されないためにも、必ず各都道府県の野生鳥獣担当機関に連絡し、指示を仰いでください。
(岐阜県 環境生活部 自然環境保全課へ)
日本野鳥の会の「野鳥の子育て応援(ヒナを拾わないで)キャンペーン」のポスターでご存じの方も居るかもしれません。
野鳥と正しい接し方を知っていれば野鳥も人も快適に過ごせます♪
お友達やご家族、お子さんにもぜひ、教えてあげてください("⌒∇⌒")
特に優しい子供さんは拾って帰ってくるケースが多いんです(^_^)
捕捉ですが・・・
野鳥の雛に触る場合は、手袋をするなどして安全や衛生に気をつけましょう。
手洗いもお忘れなく☆
親鳥が匂いを気にすることはあまりないと考えられているそうです。
飼い鳥(インコなど)と思われる子は迷わず保護して警察署やショップなどへ情報をお寄せください。
野鳥と人がよりよい関係が築けますように…☆
(画像:インターネットより)
ここ最近、お店にお問い合わせが多いので、今日は野鳥の雛のお話をしたいと思います(*´ω`*)
もし、道端で野生の雛と遭遇したらあなたはどうしますか?
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](http://img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/17-07-13-13-39-32-259_deco.jpg)
拾って育てますか?
それとも、そのまま素通りしますか?
どちらが生き物にとってベストなのか……賛否両論あると思いますが、ぜひ読んでみてください♪
野鳥たちは春から夏にかけて子育てをします。
そう、今の時期が雛たちと遭遇する機会が増えるんです!
巣立った雛たちは、親鳥と一緒に行動しながら飛び方やエサのとり方を身につけていきます。
1週間から1か月というわずかな期間に、「何が食べ物か」「何が危険なのか」といった生きていく術を親から学びます。
一人前になるため、雛たちはできるだけ自然の中にいることが大事だというわけです♪
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](http://img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/20140602154028.jpg)
学びの時期はまだ上手に飛べない子もいて、時には地面に降りている事があります。
傍には必ず親鳥が見ています。
例えるならば人気番組の『初めてのおつかい』。
子供を見守る、親やスタッフさんのように親鳥も見守っているんです。
しかし人間が雛の近くにいると、親鳥は警戒して近づくことができません。
良かれと思って雛を保護した結果、親鳥と引き離されてしまう(誤認誘拐)というケースが相次いでいます。
親鳥もうちの子が居ない!と焦ってしまいますよね?!(・◇・;) ?
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](http://img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/17-07-15-10-15-57-372_deco.jpg)
必ずしも保護することが野鳥にとって良い事とは言えないんです♪
残念ながら、人に育てれた雛は自然の中で生きていけるとは限りません。
まだうまく飛べない雛の姿を見たら、つい手を差し伸べたくなる気持ちもすーっごく分かります!
が、親子を引き離さないためにも人間が適切に対処する必要があります。
まずは、巣立ち前の雛と巣立ち後の雛で対処法が違います。
簡単な見分け方を紹介します。
巣立ち前の雛↓
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](http://img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/20130621052347.jpg)
巣立ち後の雛↓
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](http://img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/suzume_e4.jpg)
一番の違いは…
巣立ち前の子は羽が生え揃ってなく、地肌が見える。
巣立ち後の子は生え揃っています。
(他にも見分け方が色々あります。)
ここからは対処法です~~
《巣立ち前の雛の場合》
羽が充分に生え揃っていないので巣から離れても遠くに行ったり出来ません。
その為、近くに巣があるはずなので探して巣の中へ戻してあげましょう!
どうしても巣が見つからない、巣が高くて届かない場合はカップ等に雛を入れてなるべく高い場所に設置してあげてください。
雛の鳴き声を聞いて親鳥がご飯をあげに来てくれます♥
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](http://img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/img_3.jpg)
巣が壊れそうな時、雛が成長してはみ出そうな時にカップラーメンのカップが大活躍します(*´ω`*)
《巣立ち後の雛の場合》
雛がいる場所が危険なら車や人などに見つからない近くの草むらに移動してあげましょう。
親が迎えに来れるようにその場から離れます。
《怪我をして救護が必要な場合》
怪我が原因で飛べない、立てないなどの場合は、一旦保護をした上で各都道府県に許可を受けてから野鳥の救護を行っている動物病院へ連絡を入れて指示を受けるようにしてください。
《野生のルールも理解しよう》
野生には野生のルールがあります。
虫に食べられる植物にとっては、虫を食べる小鳥が必要です。
そして、弱ったり死んだ鳥が食物となって、肉食性や雑食性の鳥などの命を支えになります。
可哀想ですがこれも自然界の流れ。
私たちがお肉や魚を食べるのと同じです。
《法律では…》
「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)」によって、保護のために飼育する場合にも許可が必要です。
違法捕獲と誤解されないためにも、必ず各都道府県の野生鳥獣担当機関に連絡し、指示を仰いでください。
(岐阜県 環境生活部 自然環境保全課へ)
日本野鳥の会の「野鳥の子育て応援(ヒナを拾わないで)キャンペーン」のポスターでご存じの方も居るかもしれません。
![雛を見かけたら・・・ 雛を見かけたら・・・](http://img01.hida-ch.com/usr/k/u/r/kuraya/786cc35573de5a9675802b4961a52800.jpg)
野鳥と正しい接し方を知っていれば野鳥も人も快適に過ごせます♪
お友達やご家族、お子さんにもぜひ、教えてあげてください("⌒∇⌒")
特に優しい子供さんは拾って帰ってくるケースが多いんです(^_^)
捕捉ですが・・・
野鳥の雛に触る場合は、手袋をするなどして安全や衛生に気をつけましょう。
手洗いもお忘れなく☆
親鳥が匂いを気にすることはあまりないと考えられているそうです。
飼い鳥(インコなど)と思われる子は迷わず保護して警察署やショップなどへ情報をお寄せください。
野鳥と人がよりよい関係が築けますように…☆
(画像:インターネットより)
ホームページはこちらから
http://www.kurayapet.com
wonwonページはこちらから
http://wonwon3.hida-ch.com
スポンサーリンク
この記事へのコメント
少し前に、家の玄関に、「ドンッ」と黒い何かが当たって落ちたのがすりガラスの所から見えて、
子供がボールでも投げて当たったのかな?とおもい
玄関を出たら、足元に巣立ちの飛ぶ練習に出てたと思われる鳥の雛がいて、可愛い目と目が合いました。
そしてしばらくして飛び立って、まだ上手に飛べなくて低空飛行でバサバサと頑張って飛んでいきました。
…が、すぐその後ろをカラスが追いかけていき、
雛が降りた先に向かっていき、心配になり見に行くと
カラスが電線に飛んでいき、なにかを突っついて
毛がブワッと舞っていて、
雛が食べられたんだと分かりました(;_;)
雛をカラスが追いかけて、
すぐそのうしろを親鳥も飛んでいたので、
雛の巣立ちを見守っていて、けど雛がどこにもいなくなり、
ずーっとその辺りを飛びながら鳴き続けていました。
玄関で見つけた時に、助けてあげればよかった。
と思ってしまいました。
けど、それはそれで、巣立ちの邪魔になってしまい、
自然界を見て少し考えさせられました(;_;)
カラスに「コノヤロー!」とおもいましたが、
もしかしてそのカラスも自分の子供たちにご飯をあげるためだったかもしれない。
生きるためのことなんですよね(TT)
すごく意味深な光景でした(´・ω・`)
子供がボールでも投げて当たったのかな?とおもい
玄関を出たら、足元に巣立ちの飛ぶ練習に出てたと思われる鳥の雛がいて、可愛い目と目が合いました。
そしてしばらくして飛び立って、まだ上手に飛べなくて低空飛行でバサバサと頑張って飛んでいきました。
…が、すぐその後ろをカラスが追いかけていき、
雛が降りた先に向かっていき、心配になり見に行くと
カラスが電線に飛んでいき、なにかを突っついて
毛がブワッと舞っていて、
雛が食べられたんだと分かりました(;_;)
雛をカラスが追いかけて、
すぐそのうしろを親鳥も飛んでいたので、
雛の巣立ちを見守っていて、けど雛がどこにもいなくなり、
ずーっとその辺りを飛びながら鳴き続けていました。
玄関で見つけた時に、助けてあげればよかった。
と思ってしまいました。
けど、それはそれで、巣立ちの邪魔になってしまい、
自然界を見て少し考えさせられました(;_;)
カラスに「コノヤロー!」とおもいましたが、
もしかしてそのカラスも自分の子供たちにご飯をあげるためだったかもしれない。
生きるためのことなんですよね(TT)
すごく意味深な光景でした(´・ω・`)
Posted by S at 2017年07月17日 08:44
少し前に、家の玄関に、「ドンッ」と黒い何かが当たって落ちたのがすりガラスの所から見えて、
子供がボールでも投げて当たったのかな?とおもい
玄関を出たら、足元に巣立ちの飛ぶ練習に出てたと思われる鳥の雛がいて、可愛い目と目が合いました。
そしてしばらくして飛び立って、まだ上手に飛べなくて低空飛行でバサバサと頑張って飛んでいきました。
…が、すぐその後ろをカラスが追いかけていき、
雛が降りた先に向かっていき、心配になり見に行くと
カラスが電線に飛んでいき、なにかを突っついて
毛がブワッと舞っていて、
雛が食べられたんだと分かりました(;_;)
雛をカラスが追いかけて、
すぐそのうしろを親鳥も飛んでいたので、
雛の巣立ちを見守っていて、けど雛がどこにもいなくなり、
ずーっとその辺りを飛びながら鳴き続けていました。
玄関で見つけた時に、助けてあげればよかった。
と思ってしまいました。
けど、それはそれで、巣立ちの邪魔になってしまい、
自然界を見て少し考えさせられました(;_;)
カラスに「コノヤロー!」とおもいましたが、
もしかしてそのカラスも自分の子供たちにご飯をあげるためだったかもしれない。
生きるためのことなんですよね(TT)
すごく意味深な光景でした(´・ω・`)
子供がボールでも投げて当たったのかな?とおもい
玄関を出たら、足元に巣立ちの飛ぶ練習に出てたと思われる鳥の雛がいて、可愛い目と目が合いました。
そしてしばらくして飛び立って、まだ上手に飛べなくて低空飛行でバサバサと頑張って飛んでいきました。
…が、すぐその後ろをカラスが追いかけていき、
雛が降りた先に向かっていき、心配になり見に行くと
カラスが電線に飛んでいき、なにかを突っついて
毛がブワッと舞っていて、
雛が食べられたんだと分かりました(;_;)
雛をカラスが追いかけて、
すぐそのうしろを親鳥も飛んでいたので、
雛の巣立ちを見守っていて、けど雛がどこにもいなくなり、
ずーっとその辺りを飛びながら鳴き続けていました。
玄関で見つけた時に、助けてあげればよかった。
と思ってしまいました。
けど、それはそれで、巣立ちの邪魔になってしまい、
自然界を見て少し考えさせられました(;_;)
カラスに「コノヤロー!」とおもいましたが、
もしかしてそのカラスも自分の子供たちにご飯をあげるためだったかもしれない。
生きるためのことなんですよね(TT)
すごく意味深な光景でした(´・ω・`)
Posted by S at 2017年07月17日 08:44